リリーベール小学校では
ハウス活動をはじめ様々な
場でリーダーを任命し
子どもたちのリーダーシップを育てます
自分たちで考え、判断し、行動する
様々な組織活動を通して育まれる
教育目標の一つ「指導力」。これは世界で活躍するために必要なリーダーシップを発揮できる力を育むために定められています。
リリーベール小学校ではハウスや児童会、学級会、委員会、クラブ、通学バスなど組織的に行動する機会が多く、それぞれにリーダーが任命されています。仲間をまとめるコミュニケーション力、課題を見いだす洞察力、計画を実行する勇気と責任感。リーダーは支えてくれるフォロワーの大切さを実感しながら、いくつもの壁を乗り越えて成長していきます。
最高のチームは「フォロワーシップ」が
「本物のリーダー」を育てる
「ボス」と「リーダー」は違います。「ボス」は世襲制で自分のためにメンバーを支配しますが「リーダー」は交代制で、メンバーのために尽くします。そしてリーダーを支えるのが「フォロワー」です。
リーダーを経験した後のフォロワーシップはとても大切な経験です。リーダーの苦労や困難、やりがいといった経験を活かしてリーダーやメンバーを支える経験は、本物のリーダーシップを育み、チームをまとめる強い力になります。
様々な行事を舞台に「リーダー」と「フォロワー」がそれぞれの立場で役割を全うし、仲間と協力し合うことで成し遂げられる達成感は格別です。
大きく成長できるのはもちろん、小学校で生まれる仲間との絆は、一生の宝物となります。
リーダー教育のための
6つの取り組み
LEADERSHIP 1.ハウスリーダー
学年を超えた縦割り班で学ぶ
リーダーシップ
当校では、欧米の学校等でよく見られる、
全学年を縦割りにするグループ「ハウス」でのリーダーシップ教育を行っています。
開校以来、全児童がグリーンハウス・レッドハウス・アイボリーハウスという
3つのハウスに分かれて様々な活動を行っています。
行事の中で
運動会やマラソン大会は、ハウス対抗で行っています。 リリーベールカップをかけて戦う運動会は、毎年自分たちのハウスの優勝のために一人ひとりが一生懸命種目に取り組みます。
日々の生活の中で
例えばリリーベール小学校では、日々の掃除も学年を超えたハウスの仲間で行います。低学年は高学年からたくさんのことを学びます。逆に高学年も低学年を教え導く経験を通して、リーダーシップ・思いやりといった人間性を豊かに育んでいくのです。
ハウスタイム
年に数回行われるハウスのお楽しみ会。ハウスリーダーの6年生がレクリエーションやゲームを企画・運営して下級生を楽しませます。ハウスによっては上手くいかないこともしばしば。そんな時は教師は適度にアドバイスを送り、児童自らが問題を発見し解決できるよう導きます。このような経験が豊かなリーダーシップを育み、子どもたちの一生の宝となります。
LEADERSHIP 2.児童会長
5・6年の学級長・副級長から構成される、児童の自治活動育成のための組織です。代表委員の中から会長、副会長が前期・後期で就任します。各行事の児童会活動の代表として、また月一回朝会において学校生活の啓蒙活動を行うなど、様々な形で学校全体を視野に入れ、貢献しています。
LEADERSHIP 3.学級長・副級長
各クラスにそれぞれ1名ずつおり、学級長はクラスのリーダーとして、副級長はそれをサポートするリーダーとして、学級の円滑な運営のため、担任教師を補助し、クラスの目標が達成できるよう皆をサポートします。
LEADERSHIP 4.クラブキャプテン
土曜日に行われる、4~6年生対象のクラブ活動のリーダーです。自分だけではなく、みんなが楽しく参加できるよう配慮して、クラブ活動を進めていきます。
LEADERSHIP 5.委員会委員長
毎週金曜日に行われる、ボランティア組織である各委員会を統括するリーダーです。色々な委員会がそれぞれに学校のためにできることを考え、計画し実践します。リーダーシップを発揮して様々な計画や活動を実行に移しています。
LEADERSHIP 6.バスリーダー
スクールバスの安全でスムーズな運行のために、運転手の手伝いや下級生へバスの乗り方の指導等を行います。時には具合が悪くなった児童の面倒も見てくれる頼もしいお兄さん、お姉さんたちです。