日々のリリーベール

対比関係を整理する~国語科研究授業~

対比関係を整理する~国語科研究授業~

本校の国語では,「くらべる力」,「たどる力」,「言いかえる力」の3つの力を主とした「ふくしま式」を活用して,授業を行っています。本日は,3年生と5年生のクラスで,「くらべる力(対比関係整理力)」を身に付けるための研究授業が行われました。
 
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3年生のクラスでは,「わたしと小鳥とすずと」の,題名に込められた筆者の思いを読み取る学習をしました。
 
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「すず」には,なぜ最後に「と」がついているのか。もし,「と」がなかったら,どのような意味に変わっていくのか。二つを比べていくことで,筆者の「多様性が大切である」という思いが伝わりやすくなっていることが分かりました。

 
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高学年になると更にレベルアップし,「くらべる力」と「言いかえる力」を合わせて使い,国語力を高めていきます。5年生のクラスでは,「比べながら言いかえる力」を使い,「言葉の意味が分かること」の単元を学習しました。
「言葉の意味が分かること」とは,一体どういうことなのか。「コップ」という言葉の例を用いて,分かりやすい言いかえの仕方を学びました。
 
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放課後の研修では,『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集』等の著者である,福嶋隆史先生ご本人から直々に,更なる国語力アップのためのアドバイスをいただきました。福嶋先生,お忙しい中ありがとうございました。